TRASCOによるメルセデス・ベンツ S 680 GUARDベースの延長リムジン、斜め前方
TRASCOによるメルセデス・ベンツ S 680 GUARDベースの延長リムジン、斜め前方TRASCOによるメルセデス・ベンツ S 680 GUARDベースの延長リムジン、センタードアとリアドアを開けた状態TRASCOによる延長リムジンの後部キャビン
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メーカー純正の防弾モデルをベースに延長

メルセデス・ベンツ S 680 GUARDベースの延長リムジン、+50 cm

メーカー純正の防弾モデル、メルセデス・ベンツ S 680 GUARDをベースにした+50 cm延長仕様です。センタードアを備えたセンターセクションにもベース車両と同じVR10の防弾加工を施し、ブレーメンで設計から手作業による製作まで行っています。

ホイールベース+50 cm · メルセデス・ベンツ S 680 GUARDベース · センターセクションをVR10で防弾加工

延長
+50 cm センタードア付きのセンターセクション
ベース車両
VR10 メーカー純正の防弾モデル、メルセデス・ベンツ S 680 GUARDベース
ルーフ
標準 · ハイルーフ · パレードルーフ 用途や式典の要件に応じて選択
エンジニアリング
OEM基準 3DスキャンとCATIA V5によるモデリング
経験
40年以上 ブレーメン発の延長リムジン
製造
Made in Germany ブレーメンのTRASCOが設計・製造

防護コンセプト

延長したボディもVR10で防弾加工

この延長リムジンは、防護レベルVR10のメーカー純正防弾モデル、メルセデス・ベンツ S 680 GUARDをベースにしています。TRASCOは、センタードアを備えた長さ50 cmのセンターセクションを加えてボディを延長し、新しいセンターセクションにも同じくVR10の防弾加工を施します。

センターセクションの防弾構造はドアではなくボディ構造に組み込まれており、左右のセンタードア部で100%の重ね合わせを確保しています。センターセクションは目隠し仕様で、外側は黒く塗装した純正ガラスです。

TRASCOによるメルセデス・ベンツ S 680 GUARDベースの延長リムジン、センタードアとリアドアを開けた状態
  • メーカー純正の防弾モデル、メルセデス・ベンツ S 680 GUARD VR10ベース
  • センタードア付きのセンターセクション+50 cm、VR10の防弾仕様
  • センターセクションのボディ側面、センタードア、ピラー、ルーフ(45°)に防弾加工
  • 防弾構造をボディ構造に組み込み、左右のセンタードア部は100%重ね合わせ
  • センターセクションのフロアをDM51手榴弾2発から防護
  • ベース車両の防弾ガラスをそのまま使用、または同じ防護レベルのガラスに交換
  • センタードアのヒンジをB・Cピラーの防弾構造に取り付け
  • 左右に2本目のBピラー、防弾鋼板製ルーフプレートの上に一体プレス成形のルーフパネル
  • ブレーキライン、プロペラシャフト、車両システムを延長に合わせて調整

認証

認証を取得した防弾材、文書化された脅威レベル

センターセクションの不透明防弾材は、公的に認定されたドイツのVPAM試験機関がVPAM-PM 2007に基づいて試験・認証しています。フロアの防護コンセプトは、VPAM試験機関が試験しました。

防護レベルVR10は、焼夷剤入り硬芯弾の7.62×54 R B32に対応しています。下の表に、銃種、口径、試験条件を記載しています。

防弾性能

試験済みの脅威レベル

防弾性能は、規定の脅威レベルに基づいて試験されています。使用銃種、口径、試験条件の詳細は下記のとおりです。

試験条件の詳細
防弾延長リムジンの防弾試験レベル
規格 防護レベル 試験条件
VPAM-APR 2006 / VPAM-PM 2007 / VPAM-BRV 2009 / STANAG 4569 VPAM 10 · PM 10 / VR10 · STANAG Level 3
  • 銃種:7.62×54 R B32 API
  • 弾種:FMJ/PB/HCI
  • 弾速:860 ± 10 m/s
  • 射撃距離(m):10 ± 0.5
  • 着弾間隔:3発、一辺120 ± 10 mmの正三角形の各頂点に着弾

TRASCOの設計・開発

ブレーメンで再設計

50 cmの延長は、新しいボディバリエーションと同様に設計します。3DスキャンとCATIA V5によるモデル作成から、プレス成形のルーフパネル、延長に合わせて調整した車両システム、塗装と防錆処理を施したボディまで、一貫して手がけます。

TRASCOによるメルセデス・マイバッハ S 680ベースの延長リムジン、側面

OEM基準に準拠した設計

延長はすべて、自動車メーカー(OEM)の基準に従った3DスキャンとCATIA V5によるモデリングから始まります。ボディをBピラー部で切断し、左右に2本目のBピラーを追加したうえで、センタードアを備えた長さ50 cmのセンターセクションを組み込みます。

TRASCOによる延長リムジンのルーフ

ルーフとボディパネル

50 cm延長した一体プレス成形のルーフパネルのほか、適合させた外板パネルと新しい外板パネル、サイドシル、センタードア用のウインドウガラスを備えます。ルーフ、ドア、ルーフフレーム、ピラー、ボディ側面には下塗りと塗装を施し、センターセクションには中空部を含む防錆処理とカチオン電着塗装(KTL)を行います。

TRASCOの防弾延長リムジンの強化エアサスペンション部品

車両システム

ブレーキシステムとプロペラシャフトを延長に合わせて調整し、燃料配管、ワイヤーハーネス、車両電装システム、純正エアコン・ヒーターシステムも同様に適合させます。架装を終えた車両はすべて、工場内、試験台、走行テストで試験と品質管理を受けます。

TRASCOによる延長リムジンの後部キャビン

内装とルーフライニング

内装とルーフライニングは、延長した新しいボディ形状に合わせて調整し、ベース車両と同等の品質で仕上げます。

オプション

防弾延長リムジンのオプション

その他の装備もご要望に応じてご用意します。仕様は1台ごとに、お客様と当社のエンジニアリングチームで決定します。

後部キャビン

  • 昇降式または固定式ガラス付きパーティション
  • 追加シート
  • 後席用サービングテーブル
  • Hi-Fiサウンドシステム
  • 最大26インチのTVモニター

ルーフ・防護

  • 標準ルーフ、ハイルーフ、またはパレードルーフ
  • 電動スライド式パレードルーフ

儀典装備

  • フロントフェンダーのフラッグホルダー(照明付きも選択可)

ラグジュアリーパーティション

  • スライド式の調光パーティションガラス、インターコム、エアコン操作パネル
  • バー用とメディア操作用の2つの収納スペース、本革と木材を用いたセンターコンソール
  • 27インチスクリーン付きマルチメディアシステム(タブレットまたはスマートフォンで操作)、プレミアムサウンドシステム

主な用途

防弾延長リムジンをご利用のお客様

国家元首・王室

広々とした室内空間、オプションのパレードルーフ、防弾保護を備え、公務や公式行事での移動に対応します。

政府機関・大使館

代表団の公式な移動に対応します。防護レベルVR10の防弾仕様で、パーティションと通信機器を備えています。

法人・個人のお客様

走るエグゼクティブラウンジや移動オフィスとして、オーナーのご要望に合わせて仕立てます。

よくあるご質問

防弾延長リムジンに関するよくあるご質問

お探しのご質問が見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。

ベース車両には何を使用していますか?

この延長リムジンは、防護レベルVR10のメーカー純正防弾モデル、メルセデス・ベンツ S 680 GUARDをベースにしています。TRASCOがセンタードアを備えた長さ50 cmのセンターセクションを加えてボディを延長し、センターセクションにもVR10の防弾加工を施します。

どのルーフ仕様を選べますか?

全車種とも、用途や式典の要件に応じて、標準ルーフ、ハイルーフ、パレードルーフからお選びいただけます。オプションで電動スライド式パレードルーフもご用意しています。

車両はどこで製造され、どのようなアフターサービスを受けられますか?

架装の設計と製造は、ドイツ・ブレーメンのTRASCO社内で行っています。アフターサービスは4段階でご利用いただけます:お客様ご自身の整備工場、トレーニングを受けた現地のサービスパートナー、TRASCO Flying Doctor(出張サービスチーム)、またはブレーメン工場での対応です。24時間365日対応のホットラインと、防弾ガラスを含む純正部品がこれを支えます。

アフターサービスと交換部品 →

歴史

延長リムジンの40年

40年以上にわたり、ドイツ・ブレーメンで設計・製造された車両は、延長リムジンとその防弾仕様の開発におけるTRASCOの専門技術を体現してきました。目立たない移動、快適性、防護を求める世界各国のお客様一人ひとりのご要望に合わせて仕立てています。

メルセデス・ベンツ Sクラス(W126)をベースにした最初の防弾延長リムジンから現在のラインアップまで、主なマイルストーンをご紹介します。

  1. 1983

    ブレーメン発の延長リムジン

    ブレーメンでTRASCO Export GmbHが設立され、延長リムジンの製造を開始しました。

  2. 1985

    メルセデス・ベンツ Sクラス(W126)をベースにした最初の防弾延長リムジン

    1985年、メルセデス・ベンツ Sクラス(W126)をベースにした最初の防弾延長リムジンが完成し、後継モデルの防弾加工の基礎を築きました。

  3. 1991

    メルセデス・ベンツ Sクラス(W140)ベース

    メルセデス・ベンツ Sクラス(W126)をベースにした先代の防弾モデルが大きな成功を収めたことを受け、1991年にはメルセデス・ベンツ Sクラス(W140)をベースに防弾延長リムジンの製造を継続しました。後部キャビンは、移動オフィスや対面シートのラウンジとして仕立てました。

  4. 1998

    メルセデス・ベンツ Sクラス(W220)ベース

    メルセデス・ベンツ Sクラス(W220)をベースにした第3世代は、標準ホイールベースと延長ホイールベースの防弾仕様として全面的に再設計され、2005年まで製造されました。

  5. 2015

    ワールドプレミア:防弾ガラス製パノラミックルーフ、メルセデス・ベンツ S 500 L(V222)ベース

    2015年、TRASCOは、防弾ガラス製パノラミックルーフを備えた初のVIP向け防弾延長リムジン(+50 cm)をワールドプレミアとして発表しました。メルセデス・ベンツ S 500 L(V222)をベースにした、防護レベルVR7の車両です。後部キャビンは、スマートフォンで操作できる大型スクリーンを備えたラウンジに仕立てました。

  6. 2015

    フランクフルト国際モーターショー(IAA):ドア+25 cmとハイルーフ、メルセデス・ベンツ S 600 L(V222)ベース

    続いてフランクフルト国際モーターショー(IAA)では、前後のドアをそれぞれ25 cm延長し、ルーフを10 cm高くした防弾延長リムジンを出展しました。メルセデス・ベンツ S 600 L(V222)をベースにした、防護レベルVR7の車両です。

  7. 2016

    メルセデス・ベンツ Sクラス(V222)ベースの5種類の仕様

    2016年までに、メルセデス・ベンツ Sクラス(V222)をベースにしたリムジンプログラムは、ハイルーフ付きの延長ドアから長さ120 cmのセンターセクションまで、5種類の仕様をそろえていました。さらに6ドアリムジンは、センターセクションを90 cm延長して3組目のドアを備え、代表団の移動や国家行事に対応します。

    メルセデス・ベンツ Sクラス(V222)ベースの仕様一覧(2016年)
    センターセクションフロントドアリアドアルーフ
    標準+25 cm+25 cmハイルーフ(+10 cm)
    +50 cm標準標準標準
    +80 cm標準+25 cmハイルーフ(+10 cm)
    +120 cm標準+15 cmハイルーフ(+10 cm)
    +120 cm標準+25 cmハイルーフ(+15 cm)
  8. 2022

    メルセデス・ベンツ Sクラス(V223)ベースの仕様体系

    メルセデス・ベンツ Sクラス(V223)をベースにしたリムジンプログラムは、+25 cmから+120 cmまでの仕様で構成されていました。内訳は、ハイルーフ付きの延長ドア、センタードア付きの50 cmまたは3組目のドアを備えた90 cmのセンターセクション、そして延長リアドアとハイルーフを備えた+120 cm仕様です。

  9. 現在

    +50 cm、防弾仕様または非防弾仕様

    現在のラインアップは、長さ50 cmのセンターセクションを中心としています。メルセデス・マイバッハ S 680とメルセデス・ベンツ Sクラスをベースにした防弾仕様または非防弾仕様に加え、メーカー純正の防弾モデルであるメルセデス・ベンツ S 680 GUARDをベースにした仕様もご用意しています。

TRASCOによるメルセデス・ベンツ S 680 GUARDベースの延長リムジン、斜め前方

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当社のチームは、防護レベルの選定から納車まで、世界各国の政府機関、各種団体、個人のお客様からのご相談を承っています。

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