拳銃弾
例:.357 Magnum、.44 Magnum
- VPAM
- VR3 · VR4
- 参考*
- BR3 / BR4 · FB3 / FB4
- TRASCO
- A-KIP® Level 4(軽量防護、防護エリア内のみ、VRクラスなし)
防護レベルは宣伝文句ではなく、銃種、弾種、弾速、着弾パターンを明確に定めたものです。その読み方をご紹介します。
防護レベルの読み方
VPAM(Vereinigung der Prüfstellen für angriffshemmende Materialien und Konstruktionen:耐攻撃性の素材と構造を対象とする試験機関の連合)は、欧州複数国の独立した公的試験機関で構成される団体で、防護材と防護構造の試験基準を定めています。VPAMの防護レベルは、防護の対象となる具体的な脅威によって定義されます。その要素は、銃種と口径、弾頭の構造、着弾時の弾速、そして着弾パターン(一辺わずか120 ± 10 mmの正三角形の頂点に3発)です。完成車での試験では、試験機関が継ぎ目、ピラー、ドアロック、ガラス端部といった最も弱い部分を意図的に射撃します。
TRASCO防護コードの読み方
B6 - DM51 - 15kg@3m
要点
出発点は規格ではなく、脅威です。各防護レベルが対応する銃器、ほかの規格との比較、そして該当するTRASCOのプログラムをご覧いただけます。
例:.357 Magnum、.44 Magnum
例:7.62×39 mm、5.56×45 mm、7.62×51 mm
例:7.62×39 mm BZ-API、7.62×51 mm AP
直接射撃
試験条件は、防弾ソリューションの適格性評価と認証に関する欧州標準化委員会(CEN)の規格(EN 1063:防弾ガラス、EN 1522およびEN 1523:防弾性の窓・ドア・シャッター)を満たす、またはそれを上回るものです。お客様のご要望に応じて、STANAG 4569の試験条件を適用することもできます。
| VPAMレベル | 参考* | 銃種/口径 | 弾種 | 質量 | 弾速 | エネルギー |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | BR3 / FB3 / VR3 | .357 Magnum (Geco) | FMJ/CB/SC | 10.20 g | 430 ± 10 m/s | 943 J |
| 4 | BR4 / FB4 / VR4 | .44 Rem. Magnum (Speer) | FMJ/FN/SC | 15.60 g | 440 ± 10 m/s | 1,510 J |
| 6 | – | AK-47 · 7.62×39 mm (M43) | FMJ/PB/FeC | 8.00 g(弾芯3.60 g) | 720 ± 10 m/s | 2,074 J |
| 7 | BR5 / FB5 / VR5 · STANAG Level 1 | .223 Rem. SS109 (MEN) | FMJ/PB/SCP | 4.0 g | 950 ± 10 m/s | 1,805 J |
| 7 | BR6 / FB6 / VR6 (+ M193) | .308 Win. DM111 (MEN) | FMJ/PB/SC | 9.55 g | 830 ± 10 m/s | 3,289 J |
| 8 | STANAG Level 2 | AK-47 · 7.62×39 mm BZ-API | FMJ/PB/HCI | 7.70 g(弾芯4.10 g、65 HRC) | 740 ± 10 m/s | 2,108 J |
| 9 | BR7 / FB7 | .308 Win. FNB 80 (MEN/CBC) | FMJ/PB/HC | 9.70 g(弾芯4.00 g、62 ± 2 HRC) | 820 ± 10 m/s | 3,261 J |
| 10 | STANAG Level 3 | 7.62×54 R B32 | FMJ/PB/HCI | 10.40 g(弾芯5.30 g、63 HRC) | 860 ± 10 m/s | 3,846 J |
* 比較対象の規格(EN 1063 BR / EN 1522 FB / STANAG 4569)は参考として記載しているもので、要件と試験条件は一部異なります。各規格の等級は1対1で対応しているわけではありません。VPAM VR7はBR6/FB6に、BR7/FB7はVPAM 9に相当します。VPAMの最上位の脅威レベルは、EN規格ではまったく扱われていません。
爆発物対策
直接射撃に加え、TRASCOの一部の車両は、VPAM-ERV(爆発耐性の試験基準)に基づく爆発物への耐性試験も受けています。対象は、車両底部とルーフ上でのDM51型およびHG85型の手榴弾、DM31型の対人地雷、そして15 kg以上の爆薬による側面爆発です。爆破試験は、生体忠実性の高いダミーを乗せた完成車で行われるため、防護性能は乗員への影響によって評価されます。
どの組み合わせが必要かは、お客様が直面する脅威の状況によって異なります。当社のチームが秘密厳守でご相談を承ります。
当社の試験方法弾種の凡例