強化サスペンション
ベース車両のサスペンションシステムに合わせた強化ショックアブソーバー、スプリング、スタビライザーを採用しています。ボディとフレームの間の強化ボディマウントが、走行安定性をさらに高めます。

ホイールベースを30 cm延長
仕事のためのゆとりを備えたランドクルーザー300:TRASCOはホイールベースを30 cm延長し、後席空間を広げるとともに、前席と後席の乗員の間にパーティションを設置できるようにしています。
VPAM-BRVに基づく防護レベルVR7(旧B6)〜VR9 · STANAG 4569 Level 2まで対応 · ランドクルーザー300
防護コンセプト
ホイールベース延長仕様のランドクルーザーは、標準ホイールベースの車両と同じ防弾構造を採用しています。乗員室にはA・B・Cピラーと重ね合わせ部を含む防弾ケージを組み込み、ウインドウには欧州のガラスメーカーが製造する合わせ構造の防弾ガラスを使用しています。
重要なシステムも防護しています。燃料タンクはセルフシーリング式で、防弾仕様のバッテリーを1個または2個、さらに防弾仕様のエンジン制御ユニット(ECU)を備えています。ドアチェッカーとドアヒンジは強化したうえで防弾ケージに直接取り付けています。また、DM51手榴弾2発に対応する車両底部の防護パネルもご用意しています。
車両上の番号をタップすると詳細が表示されます。
認証
防弾加工には、公的に認定されたドイツのVPAM試験機関がVPAM-PM 2007に基づいて試験・認証した防弾材を使用しています。ホイールベース延長仕様のランドクルーザー300は、VPAM-BRVに基づく防護レベルVR7(旧B6)〜VR9、さらにSTANAG 4569 Level 2までご用意しています。この架装は、Beschussamt Mellrichstadt(ドイツ・バイエルン州の公的銃器検査機関)が完成車として認証したランドクルーザー300 VR7と同じプラットフォームをベースにしています。
VR7は7.62×51 mm弾や5.56×45 mm弾などのライフル弾に対応します。VR8はこれに加えて7.62×39 mmの焼夷剤入り硬芯弾と20 mm破片模擬弾(FSP)に、VR9はさらに7.62×51 mmの硬芯弾に対応します。下記の脅威一覧表には、銃種、口径、試験条件をすべて記載しています。
防弾性能
防弾性能は、規定の脅威レベルに基づいて試験されています。使用銃種、口径、試験条件の詳細は下記のとおりです。
| 脅威 | VPAM-APR 2006に基づく 試験レベル | 分類基準 VPAM-PM 2007(PM) VPAM-BRV 2009(VR) | STANAG 4569 AEP-55(Level) | 参考* DIN EN 1063(BR)、 DIN EN 1522/23(FB)、 BRV 1999(VR) | 銃種 | 口径 | 弾種 | 試験条件 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 射撃距離(m) | 着弾間隔 | ||||||||
| | 7 | PM 7 VR7 | Level 1 | BR5 FB5 VR5 | M16A2/ | 5.56×45 mm | FJ(2)/ | 10 ± 0.5 | 3発、一辺120 ± 10 mmの正三角形の各頂点に着弾 |
| | BR6 FB6 VR6 | M80 Ball (M60/ | 7.62×51 mm | FJ(1)/ | |||||
| | (B6+、未分類) | M16A1/ | 5.56×45 mm | FJ(2)/ | |||||
| | 8 | PM 8 VR8 | Level 2 | BZ-API (AK-47) | 7.62×39 mm | FJ(1)/ | 10 ± 0.5 | 3発、一辺120 ± 10 mmの正三角形の各頂点に着弾 | |
| | 20 mm FSP | 20 mm | 破片 | 10 ± 0.5 | 1発、試験パネルの中央に着弾 | ||||
| | 9 | PM 9 VR9 | BR7 FB7 VR7 | M61-AP (M60/ | 7.62×51 mm | FJ(2)/ | 10 ± 0.5 | 3発、一辺120 ± 10 mmの正三角形の各頂点に着弾 | |
TRASCOの設計・開発
30 cm長くなった防弾仕様のランドクルーザーでは、サスペンションとブレーキへの要求がさらに高まります。延長モデルはすべてブレーメンで再設計し、サスペンション、ブレーキ、ホイール、ボディ構造を防弾仕様の重量に合わせています。
ベース車両のサスペンションシステムに合わせた強化ショックアブソーバー、スプリング、スタビライザーを採用しています。ボディとフレームの間の強化ボディマウントが、走行安定性をさらに高めます。
専用に製造した強化ブレーキディスク、キャリパー、パッドが制動性能を維持し、ブレーキのフェード現象を抑えます。防弾加工で重量が増えても、常に安全に減速できます。
最大1,550 kgのロードインデックス(荷重指数)に対応し、オンロードでもオフロードでも十分な性能を発揮する特殊タイヤを、負荷能力が実証されたホイールに組み合わせています。ランフラットシステムにより、タイヤがパンクしても50 km/hで最大15 km走行を続けられます。
ホイールベースの延長は、防護コンセプトの一環として開発しています。防弾ケージ、ドア形状、ボディとフレームの結合部は、ひとつのシステムとして設計されています。
オプション
その他の装備もご要望に応じてご用意します。仕様は1台ごとに、お客様と当社のエンジニアリングチームで決定します。
ギャラリー
主な用途
延長した後席空間は、ワークスペースとしても格式ある空間としても活用できます。さらに、ランドクルーザーで定評のある世界規模のサービスネットワークと悪路走破性も備えています。
オプションのパーティションで、後席空間と運転席を仕切ることができます。延長したホイールベースによって実現した仕様です。
TRASCOのすべてのランドクルーザーと同様に、ホイールベース延長仕様も過酷な使用条件を想定して設計しています。ランフラットシステム、防護された燃料供給と電源、実績のあるサスペンションの強化を備えています。
よくあるご質問
お探しのご質問が見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。
TRASCOはホイールベースを30 cm延長します。延長分は後席空間に充てられ、足元スペースとワークスペースが広がるうえ、パーティションも設置できます。
はい。ホイールベース延長プログラムは現行のランドクルーザー300をベースにしており、防護レベルはVR7(旧B6)からSTANAG 4569 Level 2までです。Beschussamt Mellrichstadtが完成車として認証したランドクルーザー300 VR7と同じプラットフォームで開発しています。
ランドクルーザー300 防弾仕様 →はい。パーティションの設置は、ホイールベースを延長する主な理由のひとつです。ご要望に応じて、前席と後席の乗員の間にパーティションを設置できます。
ホイールベース延長仕様のランドクルーザーは、VPAM-BRVに基づく防護レベルVR7(旧B6)〜VR9、さらにSTANAG 4569 Level 2までご用意しています。オプションで、DM51手榴弾2発に対応する車両底部の防護パネルも装備できます。
架装の設計と製造は、ドイツ・ブレーメンのTRASCO社内で行っています。アフターサービスは4段階でご利用いただけます:お客様ご自身の整備工場、トレーニングを受けた現地のサービスパートナー、TRASCO Flying Doctor(出張サービスチーム)、またはブレーメン工場での対応です。24時間365日対応のホットラインと、防弾ガラスを含む純正部品がこれを支えます。
アフターサービスと交換部品 →
お問い合わせ
当社のチームは、防護レベルの選定から納車まで、世界各国の政府機関、各種団体、個人のお客様からのご相談を承っています。
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