IED(即席爆発装置)とは?
手製の爆弾や、本来の設計目的とは異なる方法で使われる爆発物の総称で、多くは道路脇や車内に隠された小型の装置です。最大の脅威は破片です。鋼製の破片が、高威力ライフル弾の何倍もの速度で四方八方に飛び散ります。
実際の脅威に即した防弾車ソリューション。より優れた技術が、より確かな防護につながります。素材は、カタログからではなく、実際の脅威に基づいて選定しています。
継続的な研究
TRASCOは、鋼材、複合材、繊維素材、ガラスなど、新しい防弾材の研究と試験を継続的に行い、最適で、可能な限り軽量かつコスト効率に優れたソリューションを追求しています。これらの試験の多くはお客様のプロジェクトに関わるため、機密扱いとしています。
当社の防弾車に確かな信頼をお寄せいただくため、必ず守っていることがあります。取引先は認証を取得したサプライヤーに限り、使用する材料も、必要な認証をすべて取得し、それぞれの防護レベルで求められる防弾試験に合格したものに限っています。
今日の現実の脅威
脅威を知る
手製の爆弾や、本来の設計目的とは異なる方法で使われる爆発物の総称で、多くは道路脇や車内に隠された小型の装置です。最大の脅威は破片です。鋼製の破片が、高威力ライフル弾の何倍もの速度で四方八方に飛び散ります。
FSPは、鋼製の爆弾外殻の鋭利な破片を模したものです。着弾時のエネルギーは非常に高く、ライフル弾をはるかに上回ります。
BZ-APIは焼夷剤入り硬芯弾です。硬化鋼の弾芯に、着弾時に発火する充填剤を組み合わせています。紛争地域では広く出回っており、容易に入手できます。
防弾と爆発の基礎知識
想定する脅威の異なる試験条件を、単純に「より高い」「より低い」防護として順位付けすることはできません。同じ脅威でも、防弾材によって影響の現れ方が異なるためです。一般的なライフル弾を例に挙げます。
答えは、現在の脅威を反映した試験条件を策定し、その条件を満たす防弾材と、完全に統合された車両を設計することです。
当社の対策
車両全体の防弾加工
全面防弾の車両では、防弾構造が乗員室全体を包み込みます。具体的な範囲と材料は防護レベルに応じて異なり、車両ごとに決定します。一方、A-KIP®コンセプトは、あえて重要部位のみを防護します。
フロントガラスとドアガラスは、多層防弾ガラスに交換します。車内側のポリカーボネート層がガラス片の飛散を防いで乗員を守り、前席のウインドウは引き続き一部を開けることができます。
ドア、ピラー、ルーフサイドレール、ルーフヘッダー、ルーフ、乗員室周囲の後部には、高硬度防弾鋼板または繊維強化複合材で防弾加工を施します。
ドアとウインドウの縁では防弾部材を重ね合わせ、ドア、ボディ、ガラスの間の隙間もふさいでいます。
防護レベルに応じて、高強度鋼または繊維強化複合材によるフロアの防弾構造が、車両の下で爆発した手榴弾から乗員室を守ります。