TRASCO:車両の防弾保護における専門技術
TRASCO:車両の防弾保護における専門技術 TRASCOの防弾車の射撃試験認証のための射撃試験を受けるTRASCOの防弾車完成車の認証における爆破試験

防弾試験と完成車としての認証

当社の試験方法は、ドイツの規格と、現実的な脅威の再現に基づいています。

試験済みの脅威

どのような脅威に対して試験するのか

銃器

  • 拳銃(.44 Magnumまでの各種口径)
  • ライフル(各種口径・弾薬、例:7.62×39 mm、5.45×39 mm、M193、SS109、M80)
  • 硬芯弾(AP)を使用するライフル(例:7.62×39 mm BZ-API、7.62×51 mm P80)

車両底部の爆発物

  • DM51型・M67型手榴弾
  • DM31型地雷(複製品)
  • 国際的な試験規格に基づく対車両地雷

KE(運動エネルギー)・破片による脅威

  • 国際的な試験規格に基づき、直径20 mmまでの破片模擬弾(FSP)で試験

側面の爆発物

  • DM31型などの地雷:「跳躍地雷」として作動し、目標付近の高さ1 mで爆発
  • 5 kgまでのIED(即席爆発装置)
  • 爆薬15 kg以上の爆発装置

独立した試験機関

認証を行うのは公的機関、当社ではありません

一部のTRASCO車両は、ドイツの独立した試験機関で認証を取得しています。そのひとつが、射撃試験と爆破試験において数十年の経験を持つ公的機関、Beschussamt Mellrichstadt(ドイツ・バイエルン州の公的銃器検査機関)です。また、STANAGに基づく爆破試験プログラムでは、IABG(ドイツの試験・技術サービス機関)などの認定試験機関で認証を取得しています。

重要なのは、試験機関が独自に弱点分析を行い、継ぎ目、ピラー、ドアロック、ガラス端部を意図的に射撃することです。着弾位置をメーカーが選ぶことはできません。だからこそ、VPAM(欧州の公的試験機関で構成される団体)の試験基準に基づく完成車の証明書には、確かな意味があります。

最新の認証取得プログラム

トヨタ ランドクルーザー300 VR7

ランドクルーザー300は、独立した試験機関で完成車として認証を取得した全面防弾仕様でご用意しています。認証の基準は、VPAM-BRVに基づく防護レベルVR7と、爆発耐性の試験基準VPAM-ERVです。DM31型地雷、HG85破片手榴弾とDM51手榴弾、15 kgの側面爆発に対する試験を経ています。

認証を取得したランドクルーザー300

完成車試験の実績

20年にわたる完成車の認証取得

規格も、脅威も、防護レベルも、試験機関もさまざまです。独立した試験機関による適格性評価試験と認証試験の実績は、次のとおりです。

  1. 2000 フォルクスワーゲン T4:直接射撃、防護レベルVR4(旧B4)
  2. 2000 日産 パトロール Peacekeeper:直接射撃、手榴弾、防護レベルVR6(旧B6)
  3. 2004 トヨタ ランドクルーザー(ボディ側面):直接射撃、IED、「複合攻撃」、STANAG Level 2
  4. 2005 シボレー サバーバン:直接射撃(30°の角度からのルーフへの射撃を含む)、BRV 1999に基づく防護レベルVR7(旧B7)
  5. 2007 日産 Peacekeeper(マイナーチェンジモデル):直接射撃、防護レベルVR6(旧B6)
  6. 2008 トヨタ ランドクルーザー200:直接射撃、手榴弾、防護レベルVR6(旧B6)
  7. 2017 ジェネシス EQ900L:直接射撃、手榴弾、側面爆発、高い防護レベル
  8. 2018 Yutong T7:直接射撃、手榴弾、側面爆発、高い防護レベル
  9. 2018 ボルボ XC90:直接射撃、手榴弾、側面爆発、高い防護レベル
  10. 2022 トヨタ ランドクルーザー300:直接射撃、手榴弾、地雷、側面爆発、防護レベルVR7

完成車試験に加えて、独立した機関による防弾設計の検証も行われています。2022年には、QinetiQ(英国の独立系試験・評価機関)が、メルセデス・ベンツ Sクラス(V223)をベースにした防弾セダンの防弾設計を、VPAM-BRV 2009の防護レベルVR6を基準に、独立して検証しました。

  • トヨタ ランドクルーザー300 VR7:完成車としての認証の参考資料
  • 完成車試験の参考資料(1)
  • 完成車試験の参考資料(2)
  • 完成車試験の参考資料(3)
  • 完成車試験の参考資料(4)

ご検討の前に

どの防弾車メーカーにも確認すべき5つの質問

防護性能をうたうことは簡単です。次の5つの質問で、その主張が独立した証拠に裏付けられているかどうかがわかります。TRASCOの回答もあわせてご紹介します。

  1. 1

    試験を実施したのはどこですか?

    Beschussamt Mellrichstadtのように公的に認定された独立した試験機関、または認定試験機関です。メーカー自身が試験を行うことはありません。

  2. 2

    材料と完成車は、それぞれ認証を取得していますか?

    基本となるのは、認証を取得した防弾材です。ランドクルーザー300 VR7をはじめとする一部のTRASCO車両は、さらに独立した試験機関から完成車としての認証も取得しています。

  3. 3

    具体的には、どの規格のどの防護レベルですか?

    防護レベルは、規格とあわせて示して初めて意味を持ちます。たとえば、直接射撃にはVPAM-BRV 2009に基づく防護レベルVR7、爆発にはVPAM-ERVのように示すもので、曖昧な「B6相当」ではありません。

  4. 4

    着弾位置を決めたのは誰ですか?

    完成車試験では、試験機関が独自に弱点分析を行い、継ぎ目、ピラー、ドアロック、ガラス端部を射撃します。

  5. 5

    試験報告書を見ることはできますか?

    はい。対面でのご面談の際に、TRASCOが証明書と試験報告書をお見せします。

証明資料あり

ご面談の際に、試験報告書をご請求ください

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